エシカル消費の高まりと企業のSDGsへの取り組み
SDGsに対する社会の関心が高まり、投資家は企業のサステナビリティを意識し、
ESG(環境・社会・ガバンス)の要素を考慮した投資判断が広まっています。
また課題解決に取り組む事業者を選んで消費活動をおこなう「エシカル消費」も増加傾向にあり、企業には急速な脱炭素経営への対応が迫られています。
SDGsやエシカルを意識した製品作りやマーケティングは、もはやスタンダードです。SDGsの取り組みが企業価値向上に直結する中、当社もより企業価値を高める一役を担うべきであると考え、日々アイデア商品の自社開発に取り組んでいます。
環境と未来に着目した新素材
生分解性素材「DPET(ディーペット)」
当社は環境と未来に着目した販促グッズの提案強化の一環として、新たに生分解性素材「DPET」を活用したアパレル製品の製作を開始しました。
DPETとは、ポリエステル原料に酵素を入れることによって自然界に存在する微生物が水と二酸化炭素へと分解する生分解性素材(Degradacle Pet(Polyester))で、微生物の働きにより分子レベルまで分解し、最終的には二酸化炭素と水になって自然界へと循環していく性質をもった環境に優しい素材です。
このDPETを素材として活用したアパレル製品が『土に還るTシャツ』です。
DPETは環境配慮型の素材であることに加えて、従来のポリエステル素材と同等の風合い、強度を保ち、吸水速乾性も兼ね備えています。Tシャツはもちろん、ポロシャツやスポーツウェアなどに活用いただけます。
DPETを使用した『土に還るTシャツ』製作事例
DPETは、吸水速乾性・耐久性があるため、屋内外のイベントやユニフォームを着用するシーンで活躍します。
またDPETの活用で、SDGsやエシカル消費に繋がるものづくりに取り組むことができます。
DPET素材を使用したアパレル製品の製作・OEM生産にご興味のある方はぜひお問合せください。
ユニファースト株式会社について
”つくりたい”を形にする会社
”つくる”を通して社会に貢献する会社
1981 年設立。「”つくりたい”を形にする。”つくる”を通して社会に貢献する。」をビジョンに掲げ、独自の企画力や生産体制により高品質なモノづくりを提供してまいりました。バッグ、ポーチ、ぬいぐるみの分野では業界のパイオニア的な存在となっています。
2019 年からは、物づくりの知識を存分に活かした自社ブランド「svalen」の発売を開始しました。また環境に配慮したモノづくりにも注力し、SDGs に関わる企業向けマーケティングを開始しています。日本、中国、ベトナムを生産拠点に、国内各業界のグッズ OEM を手掛けております。
SDGsに貢献する取り組み
当社では再生ペット素材や麻素材、間伐材など地球環境に配慮した素材を積極的に商品づくりに活用してきました。
SDGsに貢献するアイデア商品を自社開発してきたノウハウの蓄積を元に、企業のSDGs活動をサポートいたします。
再生ペット素材による製作
再生ペット素材(ポリエステル、ナイロン、コットン)による製作が可能です。リサイクルペットボトルから作られた繊維を使用した生地は、通常のものとほぼ変わらない風合いで人気があります。
アップサイクル製品
サスティナブル(持続可能)なものづくりの新たな方法として注目されているアップサイクル。企業の事業活動の中で発生し、これまでは廃棄していたものや使い古しのものを材料に、新たな製品を生み出すモノづくりをお手伝いします。
間伐材を使用した製作
「間伐材」とは森林の成長過程で密集化する立木を間引く間伐の過程で発生する木材です。間伐材を使用したコースターなどの木材製品の製作が可能です。
DPETに関する各種検査結果
生分解性ポリエステル[DPET]検査レポート
アメリカのEden Research Laboratoryにて、[DPET]で作成した糸の検査を行った結果、154日で約72.1%まで分解されるということが分かりました。
(検査期間は154日、比較見本は植物性繊維製品。)
繊維原料としての用途
従来の化学繊維原料と同じ特性と機能性を持ち、織り、編み物、染色、仕上げなど、あらゆるタイプの加工が可能な[DEPT]は、衣料品産業に新しいタイプの繊維材料を提供し、環境と未来に着目した高品質な製品が期待できます。
ASTM D5511高固形分嫌気性分解テストによると、繊維は676日で87.2%分解する可能性があり、これによりマイクロプラスチックが生態系に及ぼす長期的な影響を大幅に減らすことができます。
着こなし感:良質、長持ち、快適、通気性、洗濯簡単、速乾性 自然生分解性の繊維を含む生地を使用して製造された衣類は、従来の生地のすべての利点を備えており、保管と使用に関しては同じ耐用期間が保証されます。