3年連続で『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会』の審査員を務めました | プレスリリース | ユニファースト株式会社

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3年連続で『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会』の審査員を務めました

2024.11.08

当社は、2024年10月27日(日)に開催された『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会』において、2022年・2023年に続き3年連続で審査員を務めました。発表会では、“コミュニケーションの可能性”をコンセプトとした「おかし屋ぱれっと・工房ぱれっと」の作品『世界のあいさつ』を「ユニファースト賞」として選出いたしました。

■SDGsへの取り組みが評価され シブヤフォント新作発表会で3年連続審査員を務める

『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会』は、渋谷区(区長:長谷部健)と一般社団法人シブヤフォント(共同代表:磯村歩、古戸勉)が主催する新作デザインの発表会です。

シブヤフォントは、渋谷区内で暮らし働く障がいのある方々が描いた文字や絵をもとに、専門学校桑沢デザイン研究所の学生が協働してフォントやパターンを制作するソーシャルアクションです。制作されたデータは渋谷区公認のパブリックデータとして、様々な用途での活用が広がっています。また、障がい者の工賃向上を目的として、売上の一部を障がい者支援事業所に還元しています。

当社は、「五方よし」の経営方針のもと、社員とその家族、取引先、顧客、地域社会と社会的弱者、株主やステークホルダーという5つの関係者の幸せを実現することを目指しています。シブヤフォントの取り組みに賛同し、その普及に積極的に取り組んでいます。さらに、販促品の製作を通じて企業のSDGsやダイバーシティ(多様性)への取り組みを支援するサービスを展開していることが評価され、10月27日(日)に開催されたシブヤフォント新作発表会に3年連続でゲスト審査員として招かれ、取締役・開発本部長の花畑が務めました。

発表会では、障がい者支援事業所と専門学校桑沢デザイン研究所の学生で構成された10チームが、それぞれの制作過程、デザインコンセプト、パターンとフォントを活用した商品提案などについてプレゼンテーションを行いました。発表会は“優劣をつけるのではなく、みんなで共感しあう”という原点のもと、12社の企業・団体からゲスト審査員が参加し、各企業がそれぞれ1チームを選んで自社賞を贈りました。すべての作品には素晴らしいストーリーと想いが込められていましたが、その中で当社が最も注目したのは、特定非営利活動法人ぱれっと「おかし屋ぱれっと・工房ぱれっと」の作品『世界のあいさつ』でした。

「おかし屋ぱれっと・工房ぱれっと」は、クッキーやパウンドケーキの製造・販売、地域の方々向けのカフェ運営、オリジナルキャラクターの制作、障がいのある方々が描いたイラストのアレンジ・製品化など、多岐にわたる活動を行う障がい者支援事業所です(https://www.npo-palette.or.jp/)。作品の特徴は、作家一人ひとりの個性を尊重し、原画の良さを活かしながら、デザイナーの手を加えすぎない点にあります。

“コミュニケーションの可能性”をコンセプトとした作品『世界のあいさつ』では、親しみやすい日本語や英語、韓国語はもちろん、シンハラ語やマレー語、モンゴル語、ネパール語など、普段目にする機会の少ない言語も積極的に取り入れています。この作品は、多言語による挨拶を通じてコミュニケーションを促進し、人々のつながりを表現しています。

審査員を務めた花畑は選定理由について、「当社は商社として、中国、ベトナムなど、アジアを中心とした様々な国に生産拠点を持っています。また、社員も日本人、中国人、韓国人と国籍を問わず、性別や働き方も多様で、すべての人が共に生きる社会の実現を目指しています」と説明しました。当社と作品『世界のあいさつ』は、“多様性”と“可能性”を重視する理念で結ばれています。

『世界のあいさつ』を含めた2024年度の新作データは2024年12月末にシブヤフォントホームページ(https://shibuyafont.jp/)にて一般公開されます。

■プレスリリースはコチラ↓

「シブヤフォント」との協働でサステナブルなモノづくりを推進 3年連続『新作フォント&パターン発表会』の審査員務める “多様性”と“可能性”に焦点を当てた作品を選出 10月27日
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000053607.html