多様なイベントの経済効果とノベルティの魅力

全国各地で開催されるイベントは、日本の経済に計り知れない影響を及ぼしており、地域経済の活性化はもちろんのこと、企業にとっても絶好のプロモーション機会を提供しています。
バレンタイン、お花見、ハロウィン、クリスマスなど日本で定着しているシーズナルイベントだけでなく、猫の日、独身の日など比較的新しいイベントも注目されています。これらのイベントは、さまざまな企業にとってイベントを通じて、企業のブランド価値を高め、顧客との絆を深める新たなビジネスチャンスとなりえます。

特に、「猫の日」や「ハロウィーン」のような特定のイベントでは、まだそのイベントを代表する企業が存在しない場合が多く、ここに新たなマーケットを切り開くチャンスがあります。そこで今回は、各イベントが生み出す経済効果と、それを活用したユニークなノベルティグッズのアイデアをご紹介します。
なお経済効果はWEB上で公開されている情報をピックアップしたもので、調査条件などを揃えたものではないため、あくまで目安としてご覧ください。

シーズナルイベント

2月 恵方巻

引用元：関西大学 PR Timesより

関西発で今では全国規模のイベントとなっている2月2日に食べる恵方巻。2024年の恵方巻き等の経済効果は約703億520万円と推定されています。ただ恵方巻といえば問題になっているのが食品ロス。この食品ロスは13億円超にものぼるそうです。
恵方巻といえば、これまで食品ロスを解消するための予約制の導入や高級志向な恵方巻の人気向上がトレンドとなっていました。恵方巻の販促やノベルティというと食品関連企業に絞られてしまいますが、恵方巻モチーフや関連アイテムに対象を広げれば、色んなノベルティを展開可能です。

■ノベルティのアイデア

・恵方巻の形をモチーフにしたぬいぐるみ
・恵方の方角が簡単にわかるコンパス型ランチョンマット
・恵方巻や海苔巻き専用の保冷バッグ
・節分の鬼モチーフキッズ用コスチューム

2月14日 バレンタインデー（

引用元：関西大学 プレスリリースより

女性から男性へチョコレートを贈ったり、愛の告白をする特別な日であるバレンタインデー。
最近では女性から男性へチョコを配るといったイベントから、男女問わず美味しいチョコレートを自分のために買うイベントにシフトしつつあります。そんな2023年のバレンタインチョコの経済効果は約1,083億6,936万円でした。現在はカカオ豆の記録的な不作により、チョコレート価格が大幅に上昇しており、来年度のバレンタイン商戦には影響が出るかもしれません。

バレンタインデーではチョコレート商材を取り扱わない企業でも、チョコレートデザインやハートデザインの商品やノベルティが多く取り扱われます。チョコレート販促やバレンタイン期間のエンゲージメントを高めるファン向けノベルティなどアイデア次第でさまざまなアイテムが製作可能です。

■ノベルティのアイデア

・ハートワッペン付きトートバッグ
・カップルマグ&コルクコースター
・チョコレートパッケージ型ポーチ
・ハート型ポシェット
・バレンタインデザインショッピングバッグ

2月22日他 猫の経済効果

引用元：関西大学 PR Timesより

ペットの中でも特に経済効果の大きさから注目されているのが「猫（ネコ）」。
日本でもニャンニャンニャン(2・2・2)の2月22日の「猫の日」が注目されるようになり、猫グッズの売り上げ増加や経済規模の拡大にも大きく貢献しています。そんな猫の経済効果はなんと約2兆4,941億円。
飼育用の猫関連商品だけでなく、猫カフェの広がりや猫グッズのキャラクター商品などがこの市場規模の拡大を後押ししています。今後も猫愛好家の支持を受けて、猫関連市場はさらに拡大が見込まれ、新たなグッズやサービスの需要創出が期待されています。

■ノベルティのアイデア

・猫の姿をモチーフにしたバッグやポーチ
・猫の肉球型のシリコンブラシ
・猫耳付きのニット帽
・猫の尻尾付きもふもふショルダーバッグ
・猫のアクリルスタンド

3月末～4月 お花見

引用元：関西大学 PR Timesより

春の訪れと共に日本中で楽しまれるお花見。桜の開花シーズンには、全国的にお花見のための催し物が開かれ、その経済効果は約1兆1359億円と試算されています。桜の下で宴会を楽しむお花見や、夜桜を楽しむライトアップのように直接桜を見て楽しむだけではなく、桜モチーフのアイテムや桜を使用したスイーツなどもこの時期人気となります。

■ノベルティのアイデア

・桜の花びらの形をしたレジャーシート
・桜デザインの箸ケース
・桜柄の収納袋付きエコバッグ
・桜餅風のクッション
・桜柄のステンレスボトル

7月～10月 花火大会

引用元：関西大学 プレスリリースより

夏の風物詩である花火大会。近年では、有料の観覧席を設ける大会が増えているほか、暑さや混雑緩和を目的に夏だけでなく秋に開催される花火大会も増えてきました。花火の経済効果は約2兆2590億円と見られています。観光客を引きつけることで地域経済に貢献するとともに、多くの企業にとってもプロモーションの機会を提供するでしょう。
花火大会は夜に開催されること、また昼夜の寒暖差を気にする人が多いことなどからヒントを得て実用的なノベルティを提供すると喜ばれるでしょう。

■ノベルティのアイデア

・夜に光る、反射効果付きリストバンド
・酷暑での熱中症対策のひんやりタオル
・クッション性の高い持ち運び座布団
・ハンディファンやスマホに使えるマルチストラップ

その他のイベント

阪神タイガース優勝（経済効果約872億円）

引用元：関西大学 プレスリリースより

阪神タイガースが26年ぶりの優勝を果たしたことで、関西圏を中心に経済への大きな波及効果がもたらされました。その経済効果は約872億円と試算されています。スポーツイベントは地域経済に大きな影響を与えることで知られています。
2023年の阪神タイガース優勝では、優勝を記念したキーホルダー、Tシャツ、タオル、ワッペンなどさまざまなアイテムが製作されました。また岡田監督の「アレ」をモチーフにしたアイテムや、岡田監督が試合中に口にしていた「パインアメ」によるプロモーションなどで新たなトレンドが作られました。
SNSやノベルティに力を入れる野球チームは増加しており、応援グッズも定番ではないユニークなアイテムが人気を集めています。

■ノベルティのアイデア

・応援×エコ！着られるエコバッグ
・立てる座れるぬいぐるみ「スタンドレイド®」
・中綿半袖ユニフォーム
・レプリカ野球ボール

インバウンド消費（経済効果5兆2923億円）

引用元：日本経済新聞より

コロナ禍以降、回復を続ける訪日外国人観光客。日本を訪れる外国人観光客の消費であるインバウンド消費による経済効果は5兆2923億円と推計されています。円安やインフレの影響で、外国人旅行者にとっては日本への旅行費用が手頃になり、今後さらなる増加が期待されています。
ただし一方で一部地域では住民生活に悪影響が生じるオーバーツーリズムによる影響が出ており、量よりも質に転換しようと画策している地域もあるようです。

■ノベルティのアイデア

・アニメキャラクターのぬいぐるみ
・漢字デザインのTシャツや帽子
・日本画をデザインしたカードケース
・海外でも定番化してきたお箸・箸ケース

全国の祭り（経済効果5300億円）

引用元：日本経済新聞より

日本各地で開催される祭りは、その地域ならではの文化や伝統を反映しています。祭り向けのノベルティとしては、その地域の特産品を活用した商品や、祭りのシンボルをデザインしたオリジナルグッズが考えられます。これらのノベルティは、祭りの記念としてだけでなく、その地域の魅力を伝える手段としても有効です。

■ノベルティのアイデア

・ハッピ柄手ぬぐい
・提灯モチーフのポーチ
・お祭りリーフレットケース
・和風柄の巾着袋

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イベントの集客力や認知度向上に役立つノベルティ作りは、経験とノウハウが重要になってきます。ユニファーストはこれまで数多くのノベルティ製作を手がけてきた豊富な実績をもとに、ターゲットとなる来場者の興味や関心事を把握し、記念品として価値のあるアイテムを開発いたします。新規イベントの成功を後押しするお手伝いをさせていただきますので、ぜひ一度ご相談ください。