中国出張で感じた、コロナ後の中国の変化とは | ユニファースト株式会社

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中国出張で感じた、コロナ後の中国の変化とは

2024.01.04

当社社員による海外製造事情やノベルティ生産の裏側をお届けします。
今回は、コロナ禍を経て4年ぶりに中国出張に行った取締役の花畑が、中国のリアルな変化をお届けします。今回は「中国出張で感じた中国の変化」をインタビュー形式でお届けします。

コロナの収束に伴い、中国への渡航がしやすくなったと聞きますが、実際の状況はどうでしたか?

2023年11月からビザの申請が必要なものの、健康申告も不要になり、入国審査はコロナ前と変わらない状態になっています。
私も新しく取引を行う中国、江西省南昌市の工場に出張に行って参りました。

約4年ぶりの中国はどのように変わっていましたか?

大きな変化としては、公衆トイレが明るく、きれいになっていました。
特に、ショッピングモールのトイレは先進的で、健康状態がわかる機能が備わっていました。まさに、ITの進化を感じる瞬間でした。

また中国政府は、環境汚染の削減と技術革新を推進するため、EV産業に対する大規模な支援を行っています。そのため電気自動車が街中で目立っていました。
また、コロナ前まではタクシー乗り場が長蛇の列で時間がかかっていましたが、空港のタクシー乗り場も効率化されていてびっくりしました。効率化や生産性向上への意識の高まりを感じました。

デジタル化の進展は、日常生活にどのような影響を与えていますか?

中国ではご存じの通りスマホを使った電子決済が主流で、ほとんどの人がキャッシュレスで生活しています。

コーヒーはスターバックスよりもLuckin coffeeが安くて美味しくて人気だということで、店舗を実際に利用したのですが、注文から決済を完全にデジタル化して顧客回転数の効率化を図っており、事前にスマホで発注して訪問すれば待ち時間もないため非常に便利でした。

Luckin coffeeは日本ではあまり見ないココナッツミルク入りのコーヒーが有名です。中国に行かれることがありましたら、ぜひお試しください。

他にも何か中国の変化を体験したことはありましたか?

経済発展とともにサービス業も進化していました。
入国審査やホテルの従業員の対応が明らかに向上しましたし、ショッピングモールでは、従業員が声を出して挨拶の練習をするなど、サービス向上への意識が高まっていると感じました。この点もコロナ前より大きく変わった点として印象的でした。

弊社の中国における製造活動について

弊社では「チャイナプラスワン」戦略を積極的に推進しており、ベトナムでの製造活動を拡大しています。日本からの地理的な近さを考慮すると、短納期での製造ニーズに応えるため、多くの企業やブランドが依然として中国での製造を選択しています。引き続き中国での製造にも力を入れてまいります。

弊社は中国全土に生産管理担当者を配置して、生産前の工場監査、サンプル試作、印刷の立ち合いから量産のクオリティコントロールまでを行っています。品質にも自信を持っておりますので、安心してご依頼ください。
近年では、沿岸部のコストが上がっているため、安徽省や江西省などの内陸部での製造拡大も進めております。さらに2022年からは、RCEP協定を使った関税引き下げも行っております。
海外別注生産によるオリジナルノベルティ製作にご興味のある方は、ぜひお問合せください。

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