ポーチの種類をサイズ・形状・素材別に紹介!
2022.01.22
ノベルティを製作する場合、「ポーチ」という選択肢は男女問わず人気が高いため大きな効果を期待できます。またポーチは様々な場面で使用できるため、使用頻度が高くなりブランド想起にも効果的です。
一方で、多種多様な使い道があるからこそ、どんな種類があるのかを把握しておかなければ、ターゲットにあわせた最適なポーチを製作することができません。
そこで本記事では、ポーチの種類をサイズ・形状・素材のカテゴリーに分類し、それぞれの主な種類について紹介していきます。
各種類、製作時のポイントもあわせて解説するので、ノベルティとしてのポーチ製作を検討中の事業者様はぜひ最後までご覧ください。
ポーチのサイズ
まずはポーチの種類をサイズで分類します。
ポーチには厳格に定められた規格はないため、ここでは「小さめ」と「大きめ」と分け、それぞれの特徴について触れていきます。
小さめポーチ
小さめのポーチは片手で持ち運び可能なサイズを指し、主に化粧品、マスク、薬など、軽く小さなものを入れる用途で使われます。また、それ自体がメインバッグとして使用されることは少なく、大きなバッグの中に入れて持ち運ぶことが一般的です。
小さめのポーチはあまり人目につかないため、小ささや軽さ、使いやすさなど機能面が重視される傾向にあります。ただしデザイン性を度外視していいわけではなく、使用時に好印象を与えるような柄や素材にしなければなりません。特に女性に利用者が多いため、女性をターゲットにした設計にすることをおすすめします。
大きめポーチ
大きめのポーチは片手での持ち運びや、バッグの中に入れての持ち運びが困難なサイズを指し、それ自体がメインバッグとして使用されることが一般的です。
人目につく機会が多くなるため、その分小さめのポーチよりもデザインの重要性が高くなります。しかしメインバッグとして活用するためにも、使いやすさや持ち運びやすさも同時に求められます。
また、男性・女性どちらからも需要が高いため、主に女性向けを想定する小さめのポーチよりも明確なターゲット設定が必要となります。製作するという点においては、小さめのポーチよりも難易度が高いといえるでしょう。
ポーチの形状
次に、ポーチの種類を形状で分類します。
同じポーチのくくりの中でも、形状が変われば全く別物です。ノベルティとしてのポーチ製作の効果を最大化するためには特に重要な分類分けになるため、それぞれのポイントを押さえておきましょう。
フラットポーチ
フラットポーチは最も定番な形状であり、どの場面でも使用できます。携帯用に適しているため、常備しておきたい化粧品や薬などの小物入れとして使用されることが一般的です。小物を持ち運ぶ機会の多い女性からのニーズが特に高く、雑誌の付録に採用されることも多いポーチの形状となっています。
フラットポーチには、主に以下のような製作メリットがあります。
・用途が豊富で長期利用が見込めるため、ブランド想起の効果が期待できる
・印刷面を大きく確保できるため、多種多様なデザインを実現できる
特にデザイン自由度の高さは、自社のブランド表現において不可欠です。その点では、ノベルティとしてポーチを製作する場合には、フラット形状は検討の余地があるといえます。
製作時のポイントとしては、デザイン、サイズ(小さめか大きめか)、開閉の仕様(ボタンかファスナーか)の3点を最重視したうえで、使いやすさや持ち運びやすさも同時に追求しましょう。
トラベル(旅行)ポーチ
トラベル(旅行)ポーチ(以下、トラベルポーチ)とは、旅行や出張時に荷物を収納・整理するために使用するポーチです。キャリーケースだけでは荷物の整理が難しい場合や、荷物が多すぎて入らない場合などに活用されます。
トラベルポーチには、主に以下のような製作メリットがあります。
・決まった型がないため製作の自由度が高い
・バス用品など、旅行や出張時に使用するグッズメーカーとの相性が良い
旅行や出張は恒久的需要があるため使用頻度を高く保つことができ、結果的に自社PRやブランド想起に高い効果が期待できます。
製作時のポイントとして、使用する状況を想定して仕様やデザインを設定することが挙げられます。例えば、バス用品入れを想定するのであれば、防水加工は必須です。また、中に入れたシャンプーやリンスがこぼれて汚れてしまうことを想定して、丸洗いが可能なように「EVA素材」を取り入れることも考えなければいけません。常に持ち運びをするのか、宿泊施設に置いておくのか、によってもサイズや軽量が変わってくるでしょう。
まずは「どのような状況・タイミングで使用してもらいたいか」を設定し、そのうえで製作にうつるようにしましょう。
バニティポーチ
バニティポーチとは、取っ手付きで上部が大きく開く構造が特徴の大容量ポーチです。主にコスメグッズや鏡、化粧水など、化粧品を入れる用途で使用されます。
バニティポーチには、主に以下のような製作メリットがあります。
・長期利用が見込めるため、ブランド想起の効果が期待できる
・化粧品だけでなく、美容家電も入れることでき用途が幅広い
特に化粧品や美容家電の使用頻度が高い女性から高いニーズがあるため、女性向け商品・サービスを展開する事業者様のノベルティに最適といえます。
製作時のポイントとしては、女性向けを想定してデザインすることをおすすめします。また、持ち運び用を想定する場合には小さめのサイズを、自宅用を想定する場合には大きめのサイズにするなど、用途によってサイズを使い分ける必要があります。
S字フック取付ポーチ
S字フック取付ポーチとは、文字通り、壁掛け用のS字フックが点いているポーチのことを指します。
S字フック取付ポーチには、主に以下のような製作メリットがあります。
・持ち運び用と自宅用、どちらの利用も期待できる
使い勝手の高さから、年齢や性別を問わず人気が高く、幅広い層にアプローチすることが可能です。
製作時のポイントとしては、持ち運び用と自宅用どちらで利用しても問題ないような仕様・サイズ・デザインを意識した方がいいでしょう。
メンズポーチ
メンズポーチとは、主に男性の利用を想定したポーチです。「これ」という仕様があるわけではなく、男性的なデザインを取り入れたものを総称してメンズポーチと呼びます。
メンズポーチには、主に以下のような製作メリットがあります。
財布だけでなく、スマホや充電器など常時携帯するものが増えている昨今、男性も小さめのバッグを持ち運ぶことが一般的になりました。そのため、メンズポーチの製作は特に男性へのアプローチを目的とするノベルティ製作に最適といえるでしょう。
製作時のポイントとしては、持ち運び用として利用されることを想定してサイズやデザインを決める必要があります。サイズに関しては、小さめよりも中サイズ~大きめの方が需要が高い傾向にあります。また、持ち運び用となり高級感が求められることも多いため、デザインや素材の選定時に意識することをおすすめします。
ポーチの素材
最後に、ポーチの種類を素材で分類します。
同じサイズ・形状でも、素材によって受け取る印象が大きく異なります。ターゲットにあわせて選定しなければならないため、まずはどのような素材があるかを認識しておきましょう。
合成皮革ポーチ
合成皮革とは、ポリエステルやナイロンで構成される「編物層」と、主にポリウレタンで構成される「樹脂層」の二層からなる、天然皮革に似せてつくられた素材のことです。目に見える表面は、天然皮革のようなしわを人工的につくります。そして、この合成皮革を素材としてつくられたポーチを「合成皮革ポーチ」と呼びます。
合成皮革ポーチには、主に以下のような製作メリットがあります。
・手入れの必要がなく、雨や傷にも強いため長持ちする
特に持ち運び用ポーチの場合、見た目やデザインは重要視されるため、高級感を演出できる合成皮革は人気が高いです。
製作時のポイントとしては、デザイン性はもちろん、使いやすさも追及しなければなりません。デザインに関しては、男女ともにニーズが高いためその都度使い分けましょう。
コットンポーチ
コットンとは、「綿」の種子にできる繊維からつくられる糸や布のことを指し、この素材からつくられるポーチを「コットンポーチ」と呼びます。
コットンポーチには、主に以下のような製作メリットがあります。
・高い吸収性と通気性をほこる
・幅広い層から人気がある
コットンポーチは子供から大人まで、幅広い層から支持されている素材です。どのターゲットにも使用できる素材なので汎用性は高いといえます。
製作時のポイントとしては、特に女性の場合メインバッグとして使用されることが多いので、デザイン性を追及する必要があります。染色しやすくデザインの幅が広い反面、デザイン力は正確な染色ノウハウが必要となってくるでしょう。
PVCポーチ
PVCとは、透明なビニール素材のことを指し、この素材からつくられるポーチを「PVCポーチ」または「クリアポーチ」と呼びます。
PVCポーチには、主に以下のような製作メリットがあります。
・防水性能が高く、使用範囲が限定されない
・バッグの中身が可視化できるため、小物入れなどと相性が良い
PVCポーチは中が見えるため、持ち運び用として使用されるケースは多くありません。主に小物入れとして使用されるので、化粧品メーカー様などと相性が抜群です。
製作時のポイントとしては、どのPVCカラーを選択するかをまず検討するようにしましょう。無着色のカラーは汎用性が高いですが、少し面白みに欠けます。オレンジや薄いピンクなど、女性受けがいいカラーにしてみてはいかがでしょうか。
ノベルティとしてのポーチ制作ならユニファースト株式会社
ポーチは多種多様な種類があるため、比較的製作の自由度は高いといえます。一方で、ターゲットにあわせて最適な種類を選ぶ必要があるため、同時に製作自体の難易度も高いといえるでしょう。やみくもに製作を進めても、ノベルティとしての効果が発揮できないリスクも生じてきます。
ユニファースト株式会社では、様々な事業者様のノベルティポーチ製作を手掛けてきました。そのノウハウを活かし、事業者様に最も適したポーチの種類選びからお手伝いさせていただき、ノベルティ効果を最大化できるポーチを製作させていただきます。相談ベースから受け付けておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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